2018年05月18日

H.30.5.18、包丁研ぎ。

 今日は体調がおかしく、どうもあちこちが思わしくない。生のトマト(頭を落として4つに切っただけ)を食べたがザラザラするような感触があった。ちょっとイラっときたので、久しぶりに包丁を研いだ。前回研いだのは4月の頭か。ちょっと間が空き過ぎた。切れなくなって当然だ。
 いつも通り、キング砥石の1,000番、ベスターの2,000番、キングの8,000番の順に研ぐ。目だった刃こぼれはないため、そんなに時間をかけずに研げた。
 今夜も生トマト。でも研いだばかりの包丁で切ったので、ザラザラしない。トマトの味が変わった(甘味があって酸味が少ない。瑞々しいがベチャッとしない)ように感じた。
 切れる包丁で素材の味が変わることもあるのだと納得した。
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2018年05月03日

H.30.5.3、鉈を研ぐ。

 今日は珍しく竹を切り割りした。
 竹を根本から切るときは「片刃」の鉈を使うが、割るときは「両刃」の鉈を使う。今日は既に切ってある竹を、決めておいた寸法に鋸で切った。この剪定鋸は自分で目立てしたものだ。最初の2切りぐらいはパッとしなかったが、何度か切っているうちに調子が出て、面白いように切れた。道具の切れ味はかくありたい。
 ひと仕事終えた所で研ぎに入る。今日は両面鎌砥石(150番&800番)を使用。片刃、両刃の鉈、どちらも地元のI鉄工所さん(既に廃業)製。もう作れる人がいないので大事に使っている。大事に使うためにはちゃんと手入れしないといけない。毎回使うたびに研いでいるので、研ぎは数分で終わった。表も裏もよく確認して研ぐことに努めた。
 よく洗って拭き取り、刃物用の油を塗って保管。いつでも使える。
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2018年04月15日

H.30.4.15、将棋の今・昔。

 10年振りに将棋の話題を書く。
 10年前の記事を読んで、大変に恥ずかしい次第である。穴があったら囲みたい、じゃなかった、入りたい。棋力が全然上がっていないのである。でも「下手の横好き」は一生貫くつもりではいる。

 今はスマートフォン1台あれば、将棋ソフトはいくらでも選べる。しかも無料で。凄い時代になったものだ。
 コンピュータが相手か、人間が相手か、アプリ(ソフト)で違いはあるが、どちらも棋力向上にはもってこい。対局だけではなく、棋戦の中継までスマホで観られる。本当に凄い時代だ。余りの進化にめまいがする思いだ。

 その中でも最近、使ってみて感心したアプリがある。「ぴよ将棋」である。
 使用料は無料。対コンピュータのアプリ。人間同士の対局を設定すれば、棋譜を記録することもできる。
 10枚落ちから平手まで選べる。強さも指定できる。極めつけは「棋譜解析」機能。対局が終わったら、初手から指し手を検討・評価してくれるのだ。てっきり指し手の評価はパソコン用ソフトの独壇場だと思っていた。何ということだろう。茫然自失。
 時代の流れに、だんだん取り残されてきているのだな、と感じた。

 でも将棋は面白い。だから一生続ける。
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2018年04月08日

H.30.4.8、花鋏の調整。

 前回の日記の続編。
 いつも使っている、花切りや野菜収穫に使っている鋏(大久保鋏とも言うらしい)が、研いでも切れない。
 どうしてだろう?と観察してみたら、刃が重ならない状態だった。

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 鋏は2本の刃が「反る」こと、そしてわずかに「ねじれ」る(ひずむ)ことによって、刃同士が「点で触れる」。この「点」でものを裁断する、というのが鋏の原理とのこと。
 美鈴ハサミ(株)のHPに、わかりやすい解説がある。
 http://www.misuzu-hasami.co.jp/zatugaku/zatugaku/hasami-kouzou.html

 観察するに、地鉄側に反ってしまっている。叩けば直るかな?と思い、丸い(凸型の)金床の上で地鉄側を叩いたら、逆にひどくなってしまった。えらいこっちゃ。
 万力を出す。汚い万力で申し訳ない。

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 万力と木っ端を使って刃を挟み、ゆっくり力を入れて曲げる。原始的だが、他に思いつく方法がない。
 片方を曲げては観察、もう片方も曲げて観察、これを何度か繰り返した。あとはカシメの微調整。金床の上でカシメをハンマーで叩いて締め、きつかったら鋏を持ってカシメを金床に叩きつける。カシメのゆるめ方はよく考えたものだと感心する。

 花鋏3本のうち2本を調整。何とか新聞紙が切れるくらいにはなったので、これで良しとする。
posted by 大和守祥易 at 11:40| Comment(0) | 鍛冶・刃物研ぎ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月01日

H.30.4.1、鋏研ぎ等。

 今日から新年度となった。心機一転、何をやるにも新鮮な心でいきたい。四月馬鹿は論外である。

 いつもの台所の包丁(菜切り、牛刀、ペティナイフ)、まだ切れるが、切れ味が落ちてきたと感じたので研ぐ。刃こぼれはないので楽に研げた。

 春の陽気が大変良く、風も気持ちよい。普段使っていない部屋を開放して掃除をしていたら、羅紗切鋏が2本出てきた。そのうちの1本を研いでみた。銘は美鈴・富士鳩。調べてみたら兵庫県小野市の鋏のようである。
 長年放置されていたようで、握り手以外は全体的に赤錆が出ていた。刃も錆で潰れている。まずはネジを外し、消しゴム型砥石で錆を落とす(あくまでも「落とす」だけ。それ以上のことはしない)。自分はスエヒロ砥石のCERAX・サビトレル中目を気に入って使っている。
 続いて1,000番、2,000番、8,000番の順で砥石を当てる。今回の研ぎ角度は70度ぐらい。どうせ誰も見ていないだろうから恥を承知で書く。経験上、鋏を45度で研ぐとどうもうまく切れないことが多く、試行錯誤の結果そうなった。もしかしたらネジの締め付けが強過ぎるのかもしれない。
 研いだら早速試し切り。まずはティッシュ1枚を切る。鋏の先端までピシャリと切れた。続いてティッシュを水で濡らし、同じように切ってみる。これもきれいに切れた。合格。安堵した。

 ものはついでで、植木鋏(大久保鋏)3本を研ぐ。恐らくは農作業で使ってもいいよう、何本か用意したものだろう。生花を切るだけでなく、野菜の収穫作業にも鋏は欠かせない。3本とも久しぶりに研いだ。家族はこの植木鋏も「使ったらそのまましまう」ので困ったものだ。汚れ(アク)を拭いておくだけでも違うのに。
 ちゃんと研いだはずだが、3本ともティッシュを切ろうとしても挟みこんでしまって切れない。カシメがネジ式ではなく叩き締めのものなので、微調整ができない。今までに散々太いもの・固いものをこじってきたのか、鋏の原理のひとつである「点で切る」ことができなくなる、いわゆる「ソリ」と「ネジリ(ヒズミ)」に問題があるようだ。
 対策方法を調べてみることにする。

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posted by 大和守祥易 at 21:46| Comment(0) | 鍛冶・刃物研ぎ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

H.30.3.15、座敷箒。

 今日は珍しく、研ぎではない日記を書く。

 室内で木工工作をやる機会が増えた。鋸で切ったり、鉋で削ったりすれば当然、木屑が出る。その掃除に小さな手帚を使っていた。最初はどこで買ったか覚えていない、1本100円の手箒を使っていた。ホウキモロコシのような植物で作られた、持ち手を帯状のテープで巻いただけの簡素なものだった。これは柔らかいがコシ(板バネのように弾くような強さ)がなかったため、使えば使う程ストレスが溜まっていた。そして先日、壊れた。
 手帚を探すか。

 亡くなった祖母(大正生まれ)が「生活道具で困ったらここの店に行け」と言っていた荒物屋へ行った。
 荒物屋、最近耳にしなくなった言葉だ。生活雑貨を扱う店のことだ。近くには2店舗もホームセンターができてしまい、すっかり影が薄くなってしまった。
 私が行ったのは、栃木県佐野市田沼町1213、合資会社川田商店(川田荒物店)。
 https://www.google.co.jp/maps/uv?hl=ja&pb=!1s0x601f3c5109223b6b:0x121646d073fa368!2m22!2m2!1i80!2i80!3m1!2i20!16m16!1b1!2m2!1m1!1e1!2m2!1m1!1e3!2m2!1m1!1e5!2m2!1m1!1e4!2m2!1m1!1e6!3m1!7e115!4zL21hcHMvcGxhY2UvJUU0JUJEJTkwJUU5JTg3JThFJUU1JUI4JTgyJUUzJTgwJTgwJUU1JUI3JTlEJUU3JTk0JUIwJUU1JTk1JTg2JUU1JUJBJTk3L0AzNi4zNzA2MzI5LDEzOS41NzU5OTk4LDNhLDc1eSw1MS4yMWgsOTB0L2RhdGE9ITNtNCExZTEhM20yITFzcWY2MWExc1hZcWZoMjdnc1I3LTllUSEyZTAhNG0yITNtMSExczB4NjAxZjNjNTEwOTIyM2I2YjoweDEyMTY0NmQwNzNmYTM2OA!5z5L2Q6YeO5biC44CA5bed55Sw5ZWG5bqXIC0gR29vZ2xlIOaknOe0og&imagekey=!1e2!2sqf61a1sXYqfh27gsR7-9eQ&sa=X&ved=0ahUKEwjKvPPQuu7ZAhXFo5QKHYl0AaoQpx8IbzAK

 店の造りは古いが、商品は皆新しい。老夫婦がお店を切り盛りしているようだ。
 お店の方に相談すると、手帚・荒神箒が3種類はあった。その中でもホウキモロコシで穂が多い、コシがしっかりしたものを選んで買った。値段も600円程度だったかと記憶している。
 これが使いよく、木工工作の掃除が苦にならなくなった。いい買い物をした。

 ただ、小さな手帚では部屋全体を掃くのにちょっと時間がかかる。両手で使う長柄箒はあるが、ちりとりで掃き集めるとなると、片手で使える座敷箒が便利かつ効率よく掃ける。座敷箒が欲しい。
 後日、もう一度川田商店へ行った。片手で使えるホウキモロコシの座敷箒は、少なくとも3種類はあった。箒をよく吟味し、少し触ってみて感触・コシを確かめた。これだ!という座敷箒があった。よく見たら「栃木箒」のシールが貼ってあった。栃木県に住みながら、栃木県産の箒があることをよく知らなかった。シールには「御座敷箒 最特選」の文字がある。これに決めた。値段は相当高いのでは・・・・・・と気をもんだが、1,950円。伝統工芸品は高くつくと思っていたが、実用品価格。即決で買った。
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 早速自宅で使ってみる。幅が広いから効率よく室内が掃ける。独特の柔らかさとコシで、塵・ゴミを弾き飛ばすことなく掃き集められる。座敷箒を大いに見直したと同時に、商品を見抜くお店の眼力に敬服した。
 持つべきものはよい道具だ。
posted by 大和守祥易 at 23:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月12日

H.30.3.11、鑿研ぎ。

 3月11日。東日本大震災があった日。刃物研ぎの日記につき、コメントは省略する。

 板を切り、鉋で削る。3枚組の箱物を作るので、鑿も使った。相変わらず使い方だけでなく、研ぎも下手である。
 鑿のうち、4分、5分、8分、1寸の鑿を研いだ。鑿研ぎの治具を使う。4分以外はいずれも微細な刃こぼれが出来ていたので、ニュー大村砥から研ぎ始めた。後はいつも通りキングの1,000番、ベスターの2,000番、キングの8,000番。5分以上の鑿になると、刃先の面積が広くなり安定するので、砥石が歪まない限りは研ぎが楽になる。特に8,000番の砥石を当てると、刃先がピカピカになる。地鉄と鋼がどうくっついているかよくわかる。鑿鍛冶さんの仕事は凄いなぁ、と感心する。

 ついでにカツラも仕込み直す。恥ずかしながら、今までカツラの仕込み方を知らなかった。
 参考にした動画はこちら。
 
 いやぁ、こんなわかりやすい動画教材があるなんて、羨ましい。まぁそれはともかく、長年の不満だったカツラのぐらつきがピタリとなくなり、木工作業が楽しくなった。なお、カツラの下げには釘抜きではなく「下がり輪打ち」を使用。でもこれ、いっぺん使ったら次の出番がないんじゃないかな・・・・・・あはは。とりあえず、大工道具箱には入れておく。
posted by 大和守祥易 at 23:17| Comment(0) | 鍛冶・刃物研ぎ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月04日

H.30.3.4、鉋研ぎ。

 ここしばらく木工作業が続いていた。ひと段落がついたので、荒シコ鉋を研いだ。
 荒シコ(仕工)鉋は何十年かわからないが、うちの農具置場に放置されていたものを手入れしたものだ。銘は「鶴三郎」とある。いつの時代かはわからないが、今ではちょっと珍しい一枚刃の鉋だ。再発見当時は下端が狂っていたが、今はきれいに削っている。2枚刃の中シコ鉋より調子がいい(きれいに削れる)こともよくある。
 鉋の研ぎは本当に下手なので、写真は極力載せたくない。
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 今回の研ぎから、鉋専用研ぎ治具「グリンテックK2」を使っている。自家製治具とは違い、刃幅が解れば中心が簡単に割り出せる。そして甲の長さから角度が割り出せるようになっている。角度の微調整がネジ式ツマミでできるのが何より素晴らしい。今回は「26度」で研いでみた。鉋研ぎが楽にできるようになった。非常に嬉しい。

 YOUTUBEで調べてみたら、鉋の手入れに関する動画がいくつもあった。その中で、研ぎに関しても大変解りやすいものをみつけたのでリンクを貼っておく。
 https://www.youtube.com/watch?v=xSEjqghOwiQ&t=995s
posted by 大和守祥易 at 22:41| Comment(0) | 鍛冶・刃物研ぎ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月25日

H.30.2.22、25、いろいろ研ぎ。

 H.30.2.22、夜に時間が作れたので、まずはいつものレギュラー包丁、菜切りと牛刀とペティナイフを研ぐ。約1ヶ月研いでいなかったため、使うたびにイライラしていた。これでやっと気持ちよく切れる。研ぎ時間は1本当たり5分程度だったか。いつもの手順通り、砥石は1,000番、2,000番、8,000番。

 時間があったので、大工道具の鑿(のみ)を研いだ。鑿は追入(叩き)鑿で、細いものから順に1、2、3、4、5、8分、1寸のものを持っているが、全部メーカーが違うか、作者不明。一番古いものは3分鑿で、中学校の技術の授業用に買ったもの。放置されて錆だらけだったものを再発見し、今では鑿として一番よく使っている。しかし、使う機会が包丁より圧倒的に少ないため、研ぐ機会もあまりない。そして研ぎ作業はかなり苦手。手で研ぐと間違いなく刃先が丸くなる。そして刃先が斜めになる。ひねくれ者なのでまっつぐ研げない(笑)。
 22日に研いだのは、1、2、3分鑿。いずれも切れなくなっているので仕方なく研ぐ。でも今回からは事情が違う。SK11のカンナ刃・ノミ刃研ぎガイドがある。最初は鉋(かんな)研ぎ用に買ったが、思うようにうまく使えずお蔵入りしていた。この刃研ぎガイドは多少左右にブレることはあるが、癖・コツがわかれば何とかなるもので、手研ぎとは比べ物にならない位、自分としてはうまく研げたつもりだ。しかし冷静に観察すれば、いくらでもケチがつけられる程度の出来である。よって写真は撮らない(うっかりアップすると、どこから変なヤジが飛んでくるか分からないので)。

 2.25、鉋を研ぐ。荒シコ(仕工)と中シコの2種類を研ぐ。いずれも炭素鋼。荒シコの鉋を自作治具を使って研ぐも、削れ方がおかしい。砥石を当てたときの左右の削れ方・バランスがおかしい。変だな?と微調整を繰り返しながら長時間以上研ぐが、何かおかしい。研ぎ上げた刃を台に仕込んで試し削りをしようとしたら、刃の出方までひどくおかしくなっている。なんだこりゃ?!狼狽した。よく観察してみたら、自作治具のいろんな場所に不具合が起きていて、鉋の刃をまっすぐ仕込むと右に偏る状態だった。あちゃー。イチから研ぎ直し。
 日も傾いてくると、疲労感が増してくる。狂った治具ではどうにもならなくなり、最終的には治具を頼らず手で研いだ。また昔の丸っ刃へ逆戻りである。諦めが肝心、と言い聞かせ砥石を当てる。出来は悪いが多少は切れる筈だ。
 ガッカリしながら中シコの刃も研ぐ。こちらは刃先がキッチリ平らなので、治具で刃先の角度を出すのではなく、現状の角度から「治具を」合わせた。ほぼ狙い通りに固定できたので、後は一気に研ぐ。荒シコで手間取ったのが嘘のようにすぐ研げた。
 丁寧に刃を洗い、よく拭いて乾かし、椿油をつけ、鉋の台に仕込む。いずれも試し削りの結果は良好。後で台の調整もしなくては。

 砥石の状態を確認したら、やはり良くない。削れ方がねじれたり、片減りしたりしていた。修正用の砥石も平らでない。長い鉄板を引っ張り出し、軒先のコンクリートの犬走りに置き、水をかけて砥石を修正した。今度鉋を研ぐときは、もうちょっといい出来にできるかもしれない。
posted by 大和守祥易 at 22:41| Comment(0) | 鍛冶・刃物研ぎ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月04日

H.30.2.3、鉋(かんな)研ぎ。

 今年は冷え込みが厳しい。いつも刃物研ぎは井戸小屋でやっていたが、さすがにこの寒さでの作業、特に夜中は尻ごみする。
 そこで、家の中・お勝手で刃物研ぎができるよう、板と端材2本で砥石を載せる台を作った。流し台にかける板を切り出しておけば、数分で作れる。端材は板の裏に釘づけ。流し台の溝に合わせることでグラつきを抑える。

 包丁研ぎをやりたい所だが、木箱を作ったこともあり、粗削り用の鉋(かんな)の刃を研ぐことにした。
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 前回この鉋の刃は手研ぎしたこともあり、自作の刃物研ぎ治具で研ぎ始めた所、刃先がかまぼこ型になっていたことが判明。これを平らにするのに、結局1時間以上かかってしまった。最初はニュー大村砥で研いでいたが全然減らない。ここは滅多に使わない、少し柔らかめだが鋼がよく削れる金剛砥(150番程度)の出番だ。これで何とか刃先の平面を出すことができた。
 そこからニュー大村砥、1,000番、2,000番、8,000番の順に研いだ。自分の鉋は、薄い鉋屑を出すために使うのではなく、作業として削ることを目的としているので、天然砥石までは手を出さない。いや、正しくは「出せない」。天然砥石を買うんだったら、他の鉋が欲しいもので。あはは。

 研いでいるうちに、砥石の歪みに気がついた。平らになるよう使っているつもりでも、やはりそうはいかない。修正砥石を当てて平らにしたつもりでも、よく調べてみると、右手前と左奥の角が高いような「ねじれ」が起きていた。修正砥石や砥石同士をすり合わせることで、このねじれは大方取れた。しかし僅かにまだ残っている砥石もある。後で長い鉄板を使って、砥石の再修正をやる予定だ。
 鉋の台(木の部分)の修正もやらないといけないし、鑿(のみ)も研ぎを待っている。大工道具の研ぎは結構難しいなぁ。
posted by 大和守祥易 at 10:27| Comment(0) | 鍛冶・刃物研ぎ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする